兼平もんじの 山と川と大地と・・・

山歩き サイクリング 淡水魚釣り バードウォッチング 山野草 アウトドア日記です。

タナゴ釣り

9月に入りこの時期になると、この時期ならではの釣りに行きたくなるわけで、朝から釣りエサ作りをして、近所の川に行ってきました。

タナゴというと昔はその辺の河川や田んぼの水路などに嫌と言うほどいたということですが,今では数が少なくなってきてしまってます。
日本には大きく分けて15種類くらいのタナゴが生息してますが、内2種類は天然記念物に指定され、そのほかのタナゴたちも数が少なく、各地の条例で採取禁止に指定されてるものも少なくありません。

まずは下流域から攻めていくことに。

少々にごり有で、かつ良く目を凝らせば底が見える位の丁度いい加減のようです。

良く見ると小型のブラックバスが行ったり来たりと。この川バスは時々見かけますが、ギルはほとんどいない。これは嬉しいことで、タナゴ釣りではギルもいやと言うほど釣れてくるので非常に邪魔者であるのです。

                                                                                                              


第一投目、幸先よく釣れ出したのは
モロコにモツゴのオンパレード。

これはよくあることで、一時落ち着くまで我慢がまん。
でもず~っとこのままなんてことも
あるわけで、早くタナゴが来ないかといらいらしだした頃来ました。




可愛いバラタナゴ。
このタイリクバラタナゴこの川にも以前は嫌と言うほど生息してたのが最近はかなり減ってしまったようです。

目を凝らして水面を除くと、(^_^.)
どうやら きたきたきた と思われます。




















これぞタナゴの大様「カネヒラ」
そうです。私のブログのハンドルネームはこのカネヒラなんです。

カネヒラはこれから繁殖期間に入るわけで、写真は雄で、ご覧のように婚姻色が出始めてるところです。
淡水魚の婚姻色はタナゴ類を始め、他にもオイカワなどが有名ですが、面白いことにみんな雄が鮮やかに変身するわけで、人間の世界と反対?
なぜ変身するのか。雌にモテようとそれだけなんですね。選ぶ権利は雌にあるわけで、雄に選ぶ権利なしというわけで雄は必死にお気に入りになれるよう努力するわけです。

野鳥の世界でも、雌の前で踊ったり、マイホームを見せたり、力を誇示したりと涙ぐましい努力を雄はするんですが、我々人間の世界もそうなってほしいと思われる方も・・・・・・・・・(笑)




















秋ですね。

しばらくカネヒラを楽しんだ後、
上流に向かって徐々に進んで
行きながら実績ポイントを探っていきます。

最初の所から約1km上流に来たところで家族連れが釣り糸を垂れてました。

特別狙ってる魚はなく、なんでも釣れれば良しとの事。モロコと小鮒数匹が釣れてました。
チョト早いが昼飯にすることに。こんな田園のなかで食べるお昼はこれまた山で食べる昼飯とは違って解放感たっぷり、トンボが沢山飛び交っていい感じ。


本日のメニューは夏バージョンは終わりにして、秋バージョン。
熱々のインスタントラーメン。
デザートはリンゴ。

中華三昧と言うこのラーメン。初食ですが私の口には合いませんでした(ーー;)


そしてデザートのリンゴ、「ボケてますがな」もうなんてこった。昨日買ったばかりなのに、イオンさんこんなまずいんじゃないですか。
何となく気分がすぐれない昼食になってしまいました。

気を取り直して次なるポイント。またまた1kmほど上流へ。


こんな場誌ですが、左下の石垣のコケを食べに小魚が集まっています。
前方右側にもタナゴ釣り師がいらっしゃいました。



































竿の先にはギンヤンマでしょうか。のどかですね。

こんな釣りは他の釣りにはない独特ののんびり釣りだと思います。

さらに500mほど上流へ移動。


ここはバラポイント。
春先から晩秋まで楽しませてくれるポイントですが、最近数が減ってきたようで、少々寂しくなります。






それでもなかなかいい感じで上ってきます。
目まで真っ赤になった婚姻色もバッチリで楽しませてくれました。


今回の釣りでもギルは一匹も釣れることなく、バスも最初のポイントで確認しただけで、まだまだタナゴたち小魚も安泰かナ?と思ったりもしますが
水の汚れも気になりますし、大雨の後のごみの多さも半端でないし、課題はまだまだ沢山あるように思います。

最後は網を持ってガサガサをしようと思ってましたがすっかり忘れてしまいました。(^_^メ)











































いつも元気なオイカ