兼平もんじの 山と川と大地と・・・

山歩き サイクリング 淡水魚釣り バードウォッチング 山野草 アウトドア日記です。

国蝶 オオムラサキ

昨年の今頃、いつもの里山で出会ったオオムラサキ
初めての出会いで大感激だった・・・・・・・・・・なのに・・・・・・・・・

「それ違いますよ」
と言うコメントが・・・・・
が~ん!
落ち込んでおりましたら、その方がオオムラサキの生息地を教えてくれました。
そして一年後の昨日7月30日(土)会いに行ってきました。

国蝶と言うことで調べてみたら、「アララ」単に日本昆虫学会宣言した?
日本国が定めたわけではない?
言ったもん勝ち?

他も調べてみたら、例えば国技は?そう相撲ですが、特別法令で定めてはいないそうです。
変わったところでは、国石は?「水晶」 国鳥は「キジ」もっと変わったところでは
国菌は?「麹菌」だそうです。

で、わたくしが宣言したいのは国魚は?と言うことで、日本の魚となると、昔から日本の伝統風景の田園地帯に生息していた魚、「たなご」です。
タナゴにも種類が多く、その中でも天然記念物の「イタセンパラ」や「ミヤコタナゴ」
も候補としては問題ないですが、なんといってもタナゴの大様(?)は
カネヒラ」(にやにや( ^^)
そう、カネヒラでしょう。これしかない!
と言うことで日本の国魚は「カネヒラ」に決定です。

















はやく本題に行け!という声が飛んできそうなので。(笑)

教えていただいたブロ友さんによると、オオムラサキの活動期は夕方おおむね3時ごろからと言う。
このクソ暑い真夏の3時とは・・・考えただけでも躊躇してしまいます。
逆算して2時ごろから歩き始めます。半端でない酷暑の中、山を登ります。
たかが300mの山と思ってたら、これが結構歩き甲斐登り甲斐があります。
この時期小虫が顔の周り体の周りをブンブンと、うちわ持ってくるんだったと・・・・・
結局下山までにこの虫3匹も私の眼に飛び込んできてしまいました。

どの辺からオオムラサキは出現するのか?キョロキョロと周りを見回しながら登ります。
アオスジアゲハ   トラフシジミ?












ここで思わぬ出会い。




































山中のため池での嬉しい出会いです。
得意の?アヒル歩きでここまで近づくことに成功。
汗びっしょりになりながらの撮影でした。

さてさて肝心のオオムラサキは?
結局山頂に来てしまいました。このクソ暑い時間誰もいません。登りの途中では2人ほど下山者と出会いましたが。

どうもこの付近が怪しいので木陰で待機、盛んに飛び回ってるのは大きなモンキチョウ。止まってくれないので撮れません。

が、・ついに・・ひょっとして?
あのもつれ合ってるのは?

間違いない!オオムラサキだ!
オオムラサキは自身のテリトリーに侵入してくるものに対して攻撃するらしい。
一見もつれ合ってるのは攻撃してるということらしい。(ブロ友さんの記事)
なるほど、そう言われるとそのように見える。


















しかしこれがなかなか撮影ポジションに入ってくれない。
よく観察してると、一つの空間をテリトリーにしていて、その空間に向かって周りの木々に止まる。頻繁に侵入者が来るのでそのたびにスクランブル発進。
あの大きな羽の割にはかなりのスピードが出る。30m位先まで追い回すようだ。
そして戻ってきて、その空間に向かって止まる。



















スクランブル発進準備完了!



















肝心の背中が見えない。見せてくれない。(-_-;)
かろうじてこれくらいか。


























ブロ友さんの日記には玉虫もいるということで、気にかけてましたら見つけました。
エノキの上の方を飛び回ってます。
なるほど飛んでても羽や胴体が光ってるのですぐわかりました。
「おお!止まった!」
高すぎるけど何とか撮らえました。




















暑くて虫にも悩まされましたが、一年越しの夢が一つ叶いました。
また、他にもカワセミやタマムシと言った嬉しい出会いがあったことに感謝。
ありがとうございました。