兼平もんじの 山と川と大地と・・・

山歩き サイクリング 淡水魚釣り バードウォッチング 山野草 アウトドア日記です。

大台ケ原

5月5日 こどもの日
念願だった大台ケ原に行ってきました。何しろ遠い(私にとっては)ツアーで行こうかなとも思ってましたが、電車バスを乗り継いで行ってきました。

近鉄大和上市からバスで2時間弱、考えただけでもうんざり。
家から最寄りの近鉄の駅に行き、大台ケ原周遊切符を買おうとしましたが、7時からしか窓口が開かない。改札口で頼むも無理とのこと。仕方なく正規料金でで行くしかないかと・・・・。
電車の中で思いつき、橿原神宮で乗り換えに数分有るのでいったん改札出て周遊きっぷを買うことに。4140円でした。大和上市からのバス往復だけでも4000円だからお得感はありますね。

大和上市からのバスは時刻表に反して、1時間30分で大台ケ原到着。(どうも直行便だったため途中停車しないかららしい)

途中車窓から





















バスはぐんぐん高度を稼ぎ、標高1570mの大台ケ原へ。
駐車場は満車のようです。
ここがすでに1570mと言うことで後は楽勝ですね。現に大勢の山屋さん以外のかたも多い。(ちなみにバス2台は皆さん山屋さんでした)
10時30分に着いて、帰りは2時30分発に乗る予定(3時30分発もあり)


ビジターセンター横から登山口道に入ります。
大台ケ原の最高峰日出ヶ岳
1695m。ここからの標高差は僅か125m。知れたもんです。













チラッと雪なんかも、歩きやすい道なので老若男女けっこう多くの方が歩いてます。
ほとんど平坦で最後に125m上がる、そんな感じでした。
30分ほどで展望台。
素晴らしい展望です。富士山まで・・・すご~い!!
















何か気が付かれました?
すんません。
本当はこんな感じ
















天気は悪くなかったんですが・・・・・
肝心のところはガスが・・・・・・・・・
でもチラッと雲海も

















気を取り直して日出ヶ岳頂上を目指します



頂上の展望台までは木製の階段が続きます。
一般の方はかなり息が上がってるようです。
でも駆け上がる子供たちはなぜあんなに元気なんだ、といつも思います。

頂上からは360度の展望が。
















こちらの方角だけは良く見えました。
大峰山系方面です。生駒、金剛山も見えるようですが、双眼鏡でもなければ確認できません。



いったん先ほどの展望台まで戻り正木ヶ原方面に向かいます。
この辺りはず~と木道歩きとなってました。




そして大台ケ原のポスターなどでもお馴染みに光景。

















左の写真が昭和39年代。
苔むしたうっそうとした森だったようです。
昭和30年代の台風で木々が倒され土が乾燥、コケもなくなり残った木々も次第に枯れて行ったようです。今ではミヤコザサに覆われてしまいました。とのこと。




今日の昼食はいたってシンプルに
コンビニのおにぎり弁当。
なぜかいつもの飲み物もなし。
健全な山歩きとなっております。
(^ム^)





アップダウンのほとんどない歩きやすい道が続いています。






神武天皇像がある牛石ヶ原
















そしてシオカラ谷分岐から本日のメインエベント、大蛇まで往復します。
















さすが人が多い。そのはず順番待ちですね。
怖いから手前でリタイヤしてる方も数人。でもここまで来たからには這ってでも行かなきゃね。



ここからはシオカラ谷経由で駐車場に戻るだけ。
が、しかし、ここからはちょっと山歩きの本番になりました。


シャクナゲの木が沢山ありますが、
まだご覧の通り、硬い蕾です。
今月下旬から来月上旬が見ごろらしい。

道は激下り、一般の方は来ない方がよろしいです。



シオカラつり橋を過ぎると今度は階段激登り。

新緑の季節はまだ先のブナ林を抜けると駐車場に戻ってきました。





















最後は健全に?
一人で
かんぱ~い!!

約3時間30分の歩きでした。



2時30分のバス2台は補助イスまでの満員。「なんで」?
話から、連休なのでどうも他のルートからここに来た方も多いようでした。

熊野灘や富士山が見えなかったのは残念ですが、とても気持ち良い高原歩きが出来ました。
またいつの日か・・・・・・