兼平もんじの 山と川と大地と・・・

山歩き サイクリング 淡水魚釣り バードウォッチング 山野草 アウトドア日記です。

恒例真夏の伊吹山

8月5日(土)
真夏の伊吹山も今回で5回目となりました。

JR近江長岡付近からの伊吹山は、半分から上は雲の中です。
頂上に着くころには晴れを期待しましょう。




















登山口のこのパネルでは山頂まで3時間20分。ガイドブックには3時間40分やら
3時間50分とかあります。
私の場合休憩含み3時間20分で登りましたから、まだまだやれるもんです。



まずは1合目を目指しますが、この森林の中の歩きが私は嫌いです。
風が通らず蒸し暑いので、直射日光が当たってもやはり1合目から上が好きだなァ~と。







1合目からはスキー場跡地の
斜面を登って行きます。
風が心地よく日差しでもやっぱりいいなァと。
ここで気になることが・・・・・
早々と下山されてくる方の ズボンの裾から靴がみんなドロドロ?
なかにはひざ下までの方も。
上で田植えでもしてきたん?(笑)



本日の私の服装ですが、靴はおニュー、タイツ初体験、ランニング用パンツ、Tシャツに麦わら帽子と言うスタイルであります。
それにしても足が「ほっそー」
筋肉ないじゃん(笑)




2合目に向かう斜面で振り返ると




















登りながら常に下界が見えるところが伊吹の魅力の一つでもあります。
琵琶湖まで見えますからね。

3合目が近づいてきましたが、上の方は相変わらず雲がかかってますね。





















ここでせっかくだからとお花畑を足早に観察。












































クルマバナ
































































少し前に京都の山岳会がこの3合目でテンパクする計画を知った。
そうなんだ、伊吹3合目はテンパク可能なんだと。



この道の両側なんて最高のテン場でないですか。
キャンプ禁止とも書いてないしね。

ふかふかの緑のじゅうたんの上で快適睡眠が保証されてます。






トイレと東屋の隣もいい感じの場所です。
これはこの秋にでも計画したいものです。

さて、いつも思いますが3合目まで来ればもう半分来たようなもの。
ここまで約1時間30分。


3合目から見た4合目。あの正面の森林の手前。すぐそこ、高低差数十m、時間も僅か7分




















この号目の決め方ってどうなってるんでしょうね。
登山口から1合目までの高低差200m。さらに2合目までが160m。3合目までが140m。ここの4合目までは地図に書いてないのでわかりませんが目視では僅か30m位と思われる。

2時間弱で5合目





















ついについに大量のミスト状態。濡れます。
皆さんここでザックカバーを装着。私も装着しますが、カッパはさすが要りません。
もっとも汗てぐちょぐちょ状態ですから。

下界は





















見上げると避難小屋から先は真っ白





















こうなるとひたすら足元見つめて登るっきゃない。
7号目位からは勾配もきつく、岩も濡れていて慎重に登ります










































この辺りの岩場は土がドロドロ着いてズルズル状態。たぶん昨日当たり夕立があったものと思われます。運動靴の若者は何を履いてるのか分からない状態。
どろんこであります。この後頂上への最後のアプローチは水たまり有りと、どろんこ状態でした。
8合目で最後の休憩を取り頂上目指します。
頂上手前で昨年はなかった獣除けフェンスが。

そして・・・・
                                                      























3時間20分で無事登頂であります。

しかし、視界は十数mほど。
真っ白な世界であります。
車で来られた一般の観光客の方。
「遊歩道が分からない戻れない、遭難するわ」
確かに私もうろうろすると、どっちがどっちだ(笑)

取りあえずは昼飯だーと。


夏バージョンの冷やし中華でしたが、今日は温かいラーメンが欲しいと。
なんせ風が強く、異常に多いミストが降り注ぐ中、濡れます寒いです。






この真夏スタイルで来たのにちょっとここでは寒すぎました。(~_~;)






















こんな真っ白な世界でどうしよう?
せっかくの花もこれではネェ・・・・・・・
それでも山頂周辺を散策。

キリンソウ





















イブキジャコウソウ





















メタカラコウ





















キバナカワラマツバ





















アカソ





















キオン





















キバナノレンリソウ





















イブキトラノオ





















キンバイソウ

























最後は三角点に
タッチして、サアどうしよう?

ちなみに三角点の標高は1377.33m
頂上プレートよりここの方が高い?




西遊歩道から登山道に合流して下山することにする。あのシモツケソウの群生は見とかないと。
歩道脇にもお馴染みの花々が咲いてます。

またまたこんなのが・・・・・ヤマホタルブクロ
私別に覗き趣味でもないんですが、やっぱり気になってついつい・・・・





















花ばっかり気にして下を見てばっかりでした。
「琵琶湖が見える」
との声でハッと!





















霧が晴れました。やったね。日頃の何とかを認めてくれたんだ!!
ここで急いで頂上に戻ります。(笑)
ひょっとしたら来月登る白山まで・・・・・・・
上空も青空が・・・・・・・・


が、
しかし
ダメです。
しばらく頂上大地をウロウロしてガスが切れるのを待ちますが、だめですね~。
今度は日が差すと暑い(笑)

そんなこんなで3時前。これから下山、2時間で下りて5時か。どうしよう?
思案の末(そんなに思案もしませんが)
「バスで下山だ」!!あのドロドロ道はいやだしねェ岩場で滑って怪我してもねェ」
とまァ、決めれば気分はらくらく(^ム^)
ゆっくりと花々を眺め、ひょっとしたらガスも晴れるかもの期待もあるし・・・・・

琵琶湖側だけが時折ガスが切れてくれました。

















そして最後にシモツケソウの群生を堪能してドライブウェイ駐車場へ。





































帰りの電車の中から





















よくあること・・・
よくあること・・・
ホント
よくあること・・・・
よくあること
よくあること
・・・・・・・・・
😢