兼平もんじの 山と川と大地と・・・

山歩き サイクリング 淡水魚釣り バードウォッチング 山野草 アウトドア日記です。

天下分け目の天王山

「天然記念物イタセンパラ」の続きです


三川交流施設「さくらであい館」を後に一路天王山を目指します。

天王山と言えばタイトルにもあるように天下分け目の戦いの場所。

誰と誰が戦った?
誰でも知ってますよね。
明智光秀と羽柴(豊臣)秀吉ですね。



明智軍1万数千に対し、秀吉軍は3万数千人。
戦いの結果はやはり人数で優ってた秀吉の大勝利。
僅か3時間の戦いだったようです。








この天王山の戦いと比較されるのが
こちらは誰と誰が戦ったかな?

こちらはお互い数万人の大規模な戦いと言うことです。
家康の勝利でした。




この両戦いの地元同士もこの春戦いがありました。
天王山の地元大山崎町と、関ケ原町です。
この戦い双方合わせて20万人以上
45日間も続いた壮絶な戦いだったようです。
結果は関ケ原町の勝利となったそうです。
私なんかは、よくスポーツの試合などで用いられる「この試合が天王山ですね」と言われるように、ここ一番は天王山が良いかなと思いますが、皆さんは如何でしょう。


途中の笠松展望台からの眺め





















遠くの山並みの左端の山が先日登った音羽山です。

チャリは登山口の公園に置いてきました。なんだかんだ言っても僅か270m程の山ですから、あっという間に山頂制覇。(約45分)





















頂上は広いスペースが2面ありまして、戦いに勝利した秀吉が城を築いたとのことです。
ちなみに戦いはこの天王山のふもとの、川に挟まれたわりと狭い湿地帯を含む地域で行われたということです。

山頂は木々に覆われて見通しはないのですが、一か所だけ大阪方面が見えます。
高い建物があべのハルカスですね。

って、見えない?よく目を凝らせば・・・
見えた人は視力1.5と言うことで。






















時間は3時を回りました。周りには1~2人がいる程度。
ここでいつもの大ハッケ~ンかも?です。

コヤツはいったい誰ですか?
初見ですね。いつものように
「もしかしたら大発見かも」(笑)
私の持ってる図鑑ではカメムシの仲間で似てるのはいるけど違うな????
ヒメマルゴキブリかな?よう似てるけど違うみたい。(ひっくり返しても丸まらなかった)体長は3~4cm
また時間あるときに調べましょうか。


お気に入りさんより「オオゴキブリの幼虫」と、教えていただきました。
希少種、絶滅危惧種のようです。やっぱり大はっけ~んだ。

この虫と遊んで、ベンチでのんびりとして下山開始。

半分ほど下りてきて先の笠松展望台。ふと、戦いの記念碑を撮ろうとカメラを・・・

ない!!
まさか!頂上に・・・・・・・
間違いない、頂上のベンチに・・・・・・・

そこからは早いですね(笑)
頂上には一人しかいなかったから……
割と隅っこのベンチだったから・・・・・・
そのまま残ってるよね・・・・・・・・・

こんな時は疲れを感じさせないですねェ。あっという間に頂上まで登り返し、
あった!
でも、よく途中で気が付いたもんだ。下手したら家に帰り着いてからでも不思議ではない。その後全く撮ってないので。

そんなこんなで何とか無事帰り着きました。
本日の走行距離は68Kmでした。