兼平もんじの 山と川と大地と・・・

山歩き サイクリング 淡水魚釣り バードウォッチング 山野草 アウトドア日記です。

里山歩きは楽しい

京都の夏は暑い、今日はさらに暑い。
少し歩いただけでドボドボ体、が,しかし、めげずに歩いてきました。

里山登り口の駐車場は先客が一台のみ。現在7時20分だけどかなり気温が高い様子。いつものように登らずに、山すそを流れる水路に沿って歩きます。
この道はなかなか楽しく、野草や野鳥、カエル昆虫と楽しい出会いのある道であって、そうそう、かぶと虫やクワガタもいるようであちこち木の汁が垂れて、またクワガタの居そうな穴も多く、たぶん夜には捕りに来てるかたが居るようです。

この時期、野の花は少なく、

カメムシ発見。
カメ虫は種類が多く、またイメージ的に良い印象は皆さんお持ちでない。
でもこうしてじっくり見てみるとなかなか面白い体系模様をしてるんですが。




ここで大発見。


これってひょっとして、ひょっとする?















あの国蝶のオオムラサキですか?(カラスアゲハではないかとの指摘がありました。)訂正します。
残念ながら背中側からの写真が撮れませんでしたが、飛んでる時に見せてくれた背中は、それはそれは美しい紫色だったのに撮れなくて残念。

オオムラサキは各地で保護活動が行われていて、京都でも観察会などが行われているようです。

この辺りは山側から水がしみだしていて、蝶達の吸水活動がしやすいようで、作年も、日本最大級の蝶モンキアゲハの吸水の様子を動画で撮りました。その時の様子をどうぞ。


ついでに同じ日に見つけたアマガエルのリラックスな表情をご覧ください。


















話を二年前から戻しまして、
この時期里山の辺りは野鳥が少なく、それでも鳴き声頼りに見つけたのが

















ヤマガラ、幼鳥でしょうか?

そしてオニヤンマ                                    ハグロトンボ


 








竹林に入り、ツマグロヒョウモン発見。実はメスを見たのは初めて、ヒョウモンの別種かと思い調べたら雌と判明。
産卵してるのでしょうか、盛んにお尻を枯草やら葉裏の方に差し込んでいます。
















ここで一大事。あまりに夢中で蝶を追いかけてたら、ここは竹藪、要するに蚊の餌食になってしまいました。何しろ半ズボンですから、かゆい、と思ってみたらふくらはぎに10匹くらい集団で食らい付いているではありませんか。
うわ~とばかりに走り退散。この後しばらくかゆいのなんのって、食いつかれた跡がいくつも赤くなって点々と、(こういうのを撮らなきゃブロガーとしては)ネ。(^_-)

それにしても暑くなってきたので(実はこの時点で汗がボトボトと滴り落ちて、カメラや双眼鏡がやばい状態。大急ぎで車に戻り、クーラー全開。
「あ~生き返る」と

            ン?ん?

またまた凄いもの見っけ。なんと運転席のすぐ横のササの葉に

















そ~っと助手席側から降りて写真をパシャパシャと撮りまくり、「何とか捕まえたいものだ」と。
いいものがあるんですねェ。川遊び用の網はいつも車に何故か3本も常備。(笑)
「神様仏様頼んます。捕まえさせて下さい」とお祈りしながら、「エイッ」と・・・・・・・
やりました。ゲットしました。取りあえず車の中でじっくり観察。



















羽の下まで金ぴかで何というやつだ。



















さてどうする?
飼えないのか?
エサは?

さっそく検索。
「あるあるある」
飼えるんだ。エノキの葉っぱを食べる。エノキの木が分からん?
エノキを検索するも、ようわからん。

やっぱりここは放そうか。ということにしてそっともとのササの葉に戻し、数分じっとしてましたが飛んでいきました。

日本の国蝶がオオムラサキなら、国昆虫はタマムシをわたくし推薦いたします。

タマムシと言えば思い出すのが法隆寺の玉虫厨子。国宝日本のお宝。確か教科書にも載っていたような?
昨年チャリで法隆寺を訪ねたときお目にかかりました。いまだにタマムシの輝きが残ってる玉虫厨子、ただただ凄いの一言だったように思います。

それにしても今日も良い日だった。
この暑さで最初は気が乗らなかったけど、外に出りゃ何かに出会う。
やっぱりお外最高です。













ゴマダラチョウ                  ヒメウラジャノメ











ツマグロヒョウモン雄               アオサギ