夏の伊吹山登山と言えば、夜間登山が有名。日影がほとんどない伊吹登山道は
確かに夏の直射日光はかなりなもの。そこをあえて登ろうという企画に賛同者二人。ジダンさん I 君そして私の三人で歩いてきました。
登山口の標高230m、伊吹山頂1377m、標高差1147mはこの暑さの中そこそこ登り概があると言うもの。ガイドブックでは登り時間3時間30分。
私は3年前に初めて登っての二回目、ジダンさんはン十年前に登ったとか。I君に至っては今年から山始めての三山目という超初心者。
JR近江長岡より登山口行バスに乗り十数分上野登山口へ。
乗り込んだのは10人ほど、皆さん登山者ばかりのようです。車窓からはド~ンと存在感のある伊吹山の勇姿が望めます。
登山口の案内パネル
25分ほどで1合目着。
ここまでで汗びっしょり。
暑さは覚悟の上とはいえ、なかなかのものです。さらにここからは草原を歩く日影なしの道がほとんど頂上までと続くわけで、そこで私の暑さ対策は・・・・
ここの登山道は草や藪など体が擦れるような道でないので、素肌を出した半パン、それも風通しの良いランニングパンツ。麦わら帽子、うちわ、というスタイル。
それと秘密兵器、ミスト発生器、
しかしこれがミストにならない。
霧状よりも水滴が大きすぎて顔がびしょ濡れになってしまう。
「これはいかん」!(^^)!
景品はやっぱりこんなもんか。
三合目辺りから野草が多くなってきて、春先などはこの辺りから花が咲き始めると言うことで、ここまで野草観察に登られる方が多いと聞きました。
日影を探して休憩すると心地よい風が吹き抜け、「あ~気持ちいい~」となります。
ここで昼寝して帰りたい位の気持ち良さ。
3合目から4合目まではあっという間、標高差80mしかない、はなぜ?
この何合目の付け方が常に思ってる疑問。ちなみに9合目の表示がなかったような? 8合目を作った後、9合目を作ろうとしたら頂上はすぐそこだったので止めた?と思われる。は私の私的な感想ですが(^_-)
5合目
ここには自動販売機が有り、I 君さっそくCCレモン調達。ここまで電気が来てると言うことは、スキー場があった時代の最上段だったのでしょうか?
5合目から山頂を望む
目を凝らしてみると、登山道を豆粒のような人が歩いているのが確認できます。
写真の稜線の真ん中付近のくぼみ辺りに最終登ります。
6合目付近からの3合目(建物がある付近)と長浜方面
6合目の避難小屋付近よりいよいよ九十九折の道へと変わり、ジグザグに急こう配の道へと変わり、きつくなってきますが、これまた野草もあちらこちらで目を楽しませてくれます。
キンミズヒキ コイブキアザミ シデシャジン
これってアジサイですね?
8合目でエネルギー補給
もう一つ、良いか悪いか難しい所、常にゴールの頂上付近が見えること。
「まだあんなに・・・」か「よしあそこだ!」
気持ちの持ち方なんでしょけど。
そしてついに頂上征服。この暑さの中よく頑張りました。タオルは汗でびっしょりとなってます。所要時間3時間40分ほど。
私にとって3回目の山頂ですが、毎回思いますがこのヤマトタケルの像
もう少しカッコ良く作れなかったのでしょうか。
失礼ながらしょぼくれた人物にしか映らないのですが・・・・
この暑い中のご褒美でビールは
2本( ^)o(^ )
昼食後はさわやかな風が吹き抜ける中
昼寝したい気分になるくらい快適な気分です。
ここからはお花畑の見学
イブキジャコウソウ
今回も登場 ツマグロヒョウモン
お馴染み メタカラコウ
私のお気に入り シモツケソウ
イブキトラノオ
ルリトラノオ
キンバイソウ
キオン
シシウド
一応名前が判明した野草たちです。間違ってましたら訂正願います。
こうして暑い暑い伊吹の旅は無事終わりました。
8月上旬の今が一番花が多いそうです。
でもそれぞれの時季で見られる花も違うので、愛好家は春浅い時季から晩秋まで忙しく登るそうです。
下山はバスで楽ちんの人となりました。
1000m越えの山登ったら次は何処の山?とI君が聞いてきましたので、
「そりゃ富士山だろう」(@_@;)