兼平もんじの 山と川と大地と・・・

山歩き サイクリング 淡水魚釣り バードウォッチング 山野草 アウトドア日記です。

チャリで大阪に行って来ました

お盆に入り、どことなくチョト涼しくなったような?気がします。
今年は肩の具合が思わしくなく(四十肩?)いつもの年より走る機会がかなり少なく、真っ黒な足のはずがまだ白い。
そこで行けるところまで行って、調子が良ければ山も登ってやろうと淀川ラインを京都から大阪目指して走ってきました。

まずは木津川沿いの嵐山木津サイクリングロードを下流に向って走ります。
間もなく昨年の台風で流された「流れ橋」。


















4年連続で流されたと言うことで、この先どうするか論議の結果、少し高くして架け替えることに決まったようです。
何しろ一回の修復費が5千万円前後かかるらしい。

正面には天下分け目の天王山、その後ろにはポンポン山がド~ンと鎮座してる風景はなかなかのものであります。



















八幡市より三川合流(木津川、宇治川桂川)で淀川となって大阪湾に流れます。
ここから河川敷の国交省河川管理道路を走ります。
左にゴルフ場右に淀川の流れの中大阪に向って気温もそんなに高くなく気持ちの良い走りが出来ます。.
                                                                                                            今しがた見た天王山が今度は右手に見ながらの走り。


今日の河川管理道路、お盆と言うことでしょうか、チャリ、ランニングの人もかなり少ないような気がします。











しばらく走ると道路が直線になってるところに、ここの直線約800mありまして、こんな所はつい競争したくなりません?


木々が覆いかぶさってなかなか気持ちの良い道で、誰にも抜かされんぞーとばかりにぶっ飛ばしていくと間もなく河川敷が芝生の淀川河川公園に変わります。

広大な河川敷芝生公園がこの後ず~と続くわけですが、管理手入れだけでも大変だ。やっぱり国交省がやる?大阪府大阪市



















ほとんど河川敷の道路を走るのだが、ここだけ堤防上を走ります。
                                                                    左手にはひらかたパークの観覧車が、各地でいわゆる遊園地が次々無くなってい  

るなか、ひらパーは色々企画をたてて頑張っているようで応援したくなります。



河川敷公園が多くなると自転車族がめんどいのはバイク止め。
次々と現れて、いちいち停止しなければならない。
                          
 でもこれだけ徹底するとさすが今まで
バイクに出会ったことはない。モノレールにも初出会い。
                     
  
                                                               








スタートから33kmで城北ワンド、コイ釣り、フナ釣り、バス釣りと多くの方が釣り糸を垂れていました。




















このワンドには天然記念物のイタセンパラが数年前まで生息してましたが今や絶滅、それでも国交省やるものです(本当はイタ研の強い圧力)。先ほどの三川上流の近くに新しい繁殖地を作りまして放流、うまくいってるとの事。

すぐに淀川大堰


















この堰で上流をダム湖化してしまったことがイタセンパラの絶滅の一因だとも言われてますが・・・・・・・
そしてここが毛馬閘門。











yod淀川の堰によって高低差が生じた水面を通過する船舶を、ここで引き込んで水位調節して通過させようと言うわけ。言わばパナマ運河式であるわけです。

この閘門の下流側が汽水域であって、海水が混じってると言うことで、わたしの水槽の石巻貝の調達場所でもあるし、テナガエビの生息場所でもあります。
関東ではテナガ釣りが盛んで、場所取りも大変と聞いているのだが、関西はあまり人気がなく、この長~い絶好の場所での本日の釣り人はたった一人。居ないのかなあと思って覗き込むと、「いっぱいいる」( ^)o(^ ) から揚げ素揚げで、ビールには最高のおつまみです。















大阪の中心部が近づいてきました。



















しばらく淀川沿いを走り、前みたいにこのまま大阪湾に出るのも脳がないと言うことで、この辺から目的地に向おうと言うことに。

いつものように感を頼りに進むも????ここは何処・・・状態。でもいつもと違うのは今日は強い味方があるんですね。そうタブレット。現在地確認すると??
ユニバーサルスタジオジャパンの近くにいるようだ。
しかしスマホやらタブレット、カーナビは便利なものだが、本音としては人間の感を鈍らせるようでどうも気に入らんのだが・・・・・・
山用のナビでも地図を読むことが必要ないわけで、もし電池が・・・もし壊れたら・・・・














前回この辺りをウロウロした時確か渡し船の案内を見たような。
川沿いに走るも見つからない。勘違いか。何故かユニバーサルの船乗り場はある。あれはいったいどこ走るの?

タブレットは最後の砦、なんとなく感を頼りにふらふらと走って行くと、有りました。
自分の勘の良さに惚れ惚れ(^_-)
ほんとこんなとこに?と言ったところにありました。











左の写真に写ってる方とこの後お話ししましたところ、彼は渡し船巡りだそうで、この後5か所ほどに乗るそうです。



















この時間1時間に2本出てました。乗れるのは人と自転車のみ、バイクはダメだそうで、料金は無料です。対岸まで僅か3分位。

船内はこんな感じ。












下船後目指すは本日の目的地。



















この昔描かれた図を見るとそこそこ登りがいありそうな山であります。
問題は登山口を見つけること、いつもそうなのですが、初めて登る山は登山口に着くとホッとするものです。

この辺りをウロウロと登山口を探しますが
???????

「もういいかげんにしろ」
と言う声が飛んできそうなんでこの辺で止めときます。(笑)

でもやっぱりここまで引っ張りたいじゃないですか。
山をやってる以上日本一の山は一回は登りたいじゃないですか。
上の写真の階段が登山口(もういいって)笑
登ったところの広場の端っこに山頂が有りました。






































三角点にタッチして「のぼったぞ~」(^_-)

それにしてもあの昔描かれた天保山の絵は何なんでしょうか?
昔はそこそこの山があった?後に削り取ってしまったのでしょうか。



天保山と言えば海遊館。今日も大勢の方が歩いています。
水族館好きの私としましては、海遊館は過去二回見学してますが、あまり好きではありません。確かに大水槽のジンベイザメは迫力一杯ですが、それ以外の魚たちの展示がイマイチ?

さあ 目的も達成したわけだし、何処を通って帰りましょうか。前回と同じように適当に走ってから淀川に突き当たるまで西に行くことにする。
大阪府立体育館のある公園でコンビニ弁当を食べて、何気なくタブレットで地図を見てると、このまま行けば大阪城に行けるみたい。「よし行こう」



















大阪城、立派ですね。貫禄ありますね。存在感が凄いんですが、またまた私の愚痴。
この城、鉄筋コンクリート作りで、中にはエレベーターまである。何か興醒めですよね。もっとも歴史が好きでない方は(私もそう)城内の展示物ってどこでも一緒みたいな感あり、と言うことで城は外から眺めるべし。が私のもっとうです。




















城と言えば白鷺城で有名な姫路城はとにかく美しい。今年春先にたまたま寄り道してみた姫路城は私の知ってる城では一番美しと思います。
今はむちゃくちゃ混んでると思います。でも外から眺めるだけでもなかなかのものですよ。


ここからは淀川までは走ったことがあるので楽勝、大川沿いのサイクルロードを朝通った毛馬閘門に向けて走ります。


突然、水陸両用車が・・・・
ニュースかなんかで見たことあるけど・・
今、川から上がったところのようで水が滴り落ちてます。
お客さんが乗ってますので観光運行してるんですね。
この後道路に出ていきました。



人口水泳場。川を仕切って砂を入れて作ったみたいですが、はっきり言ってきれいとは言えない水、この広い所に僅かな人。

これこそ何とかの無駄使いそのものでしょう。



朝通った毛馬閘門に到着、ここ毛馬は蕪村の生誕の地と言うことで、碑が立ってました。
さて後はこの淀川沿いを京都に向って走るだけ。


いつもの「速攻元気」を飲んでひた走り。
嬉しいことにめったにない追い風に乗って
9時間20分の旅は無事終わりました。

先週の伊吹と今回でチョト足が焼けてきました。これじゃないとやっぱり私らしくない
(^_-)



今年はあまり乗ってない割には疲労感もそれほどなく、なんといっても暑さもましだったようで、いい一日でした。

走行距離 102.47kmでした。