{芦見谷川沿いの林道}
2回目は阪急嵐山から小倉山を超えて、六丁峠から落合へ、
ここから米買道を(写真の点線)通って登りました。
下山は月輪寺経由で清滝から
さらに嵐山まで歩きました。
(写真)三角点とクリン草を愛でて、高雄に向って激下りで帰りました。
そして4回目でやっと清滝からのいわいる表参道を私が所属するコミュで歩くことが出来た。
自分ながら何というへそ曲がりなんだと思ってしまいます。(^_^メ)
そうなんですよ。初心者のくせにマイナーな道に惹かれ、枝道があるとつい入りたくなってしまうんです。
今回5回目は山を始めた頃購入したガイド本の「地蔵山」が最初から気になってて、本当はここから愛宕を最初に登ろうと思ってたコースだったんです。
やっと今回実現しました。
このガイド本の冒頭「愛宕山は、京都では一番しんどい登山」から始まり、「地蔵山からだと相当に登りやすい」とある。
11月28日、まずはJR山陰線で八木に移動、ここからバスで越畑へ。
八木駅に到着、かなり冷えています。バスに乗り込むも寒いのなんのって。省エネのためかエンジンが切ってあるからだろうと我慢。ここ始発で乗ったのは約20名ほ、なんと全員登山者。山屋さんのためのバスなんでしょうか。この便の次は昼過ぎですからいかにローカル線かわかります。
でもタクシーは数台客待ちしてます。
走り出してやっと温かくなると思いきや、暖房切ってんの?と思うくらい全く暖かくならない???
おまけにどこかからか隙間風が入ってきて寒いのなんのって。
前席の方も寒い寒いと。
途中で半数の方が降りた。こんな所で何処登るの?みたいな場所でした。
30分ほどで越畑に到着。
残り全員ここで下車。私以外は皆さん同じグループの方々でした。
とにかく寒いので早歩きで民家の間を抜けて、獣除けのフェンスを抜けて山に入ります。芦見峠まで40分のところを25分ほどで到着。やっと温まってきました。
峠を抜けるとそれまでの植林地帯の暗さから解放され、送電線の下と言うこともあって明るく、体もポカポカ気分よく歩けます。
もう何十年も昔のものなんでしょうか。
そんなことよりも困ったのは落ち葉が多すぎる。道が判りませ~ん。
だいたいの方角はこっちだろう、と思えるのだが、やっぱり不安なのではっきりしてるとこまで戻ったりしながらの歩きとなりました。
山頂が近づくようになると、馬酔木の木が多く、トンネル状になってるところも、春には満開の中を歩けるんではないでしょうか。
いつの間にか雲が多かった空には青空が広がって気持ちよく歩けます。
レーダー跡地のフェンスの中で休憩。地蔵山はここから5分と言うことだが、ここがあまりにもぽかぽかで気持ち良さそうで引かれました。
ここには西向きお地蔵さんがおられます。
山歩きの安全をお願いして、地蔵山山頂
947.6mへ。
一等三角点にタッチして、先にある見晴らしの良いと言う反射板のところに行きます。
10分ほどで反射板のところへ、
振り返って地蔵山
180度反対側には、これから行く特徴ある山頂の愛宕山。
亀岡方面。
しばらく歩くと今度は愛宕スキー場跡という表示が・・
行って見ると何となくここがゲレンデだったにかな?昭和19年まで営業してたとのこと。ワンシーズン数万人が訪れたらしい。
すぐに車道に出て?と言っても神社関係者の軽自動車専用の未舗装路。
チョト行くと竜ヶ岳分岐、ここでどうする?竜ヶ岳行くか行かざるか。地図では往復2時間弱。現在11時30分。昼も食べたら2時くらいにここに戻ってこれると踏んで竜ヶ岳に向う。
今までの風景とは違って、この木々の様子と風の通りから、此処ってひょっとして樹氷が付く?んではなかろうかと思うのですが・・・・・・・
左が地蔵山。右がこれから向かう竜ヶ岳
少々のアップダウンを繰り返しながら、また飛ばしたので12時10分には竜ヶ岳山頂921mに、先客は男性二人でしたが間もなく行かれました。
山頂は狭く、それでも数人くらいだったら休憩できそうです。
眺望もそこそこありました。
地蔵山
相変わらずの?愛宕山
京都市内方面
さあお待ちかねのお昼御飯だ!
本日のメニューは、またまたカネヒラ特製チカラ餅プラス豪華に温泉卵2個入り
○ちゃん製麺豚骨。
豚骨は初めてだったのですが、やっぱり醤油が良かったと・・・・
写真に撮ったら全く見栄えしまっせんが、一応記念として、(^_-)
時間を気にしてる割にはゆっくりとしてしまいました。
食後のコーヒーもゆっくりと頂きました。
結局最初の分岐に戻ってきたのは2時間10分後の1時40分。
ここここから近い所に愛宕の三等三角点があるのでそちらに取りあえずはタッチ
ここの三角点、過去に崩れた?何かあったんですね、今はガッチリと石とコンクリートでガードがされた三角点となっています。
ここからの眺望も良いのですが、今はチョット逆光気味でイマイチのよう。
時間が時間だけにあまりのんびりもしてられないので、とにかく愛宕神社にお参りしなくてはと急ぎます。
比叡山から連なる横高山と水井山
北山の山並みの向こうに比良山系
手前の池が嵯峨広沢の池
急ぎ足で神社に向います。
本殿下の休憩所には1グループ3人が居るのみ。
初めて参拝に来られた方はこの休憩所から見上げた階段を見て、「エー!もうやめて」!と言いたくなるような場所だそうです。
休憩所から見上げたら・・
愛宕神社にお参りして、時刻は2時30分。登山者もチラホラいますがチョト寂しい感じで、早く下山せねばと、表参道なら一番早く降りられるような気がしますが、そこは私の気が許さないなどとわけのわからないことを思いつつ、下山開始。
まずは水尾別れまで下って行くと、この時間ですがそれでも登ってこられる方が
います。たぶん常連さんと思われますが元気な足取りで、最終私より早く下山してしまうんだろうなと思います。
荒神峠はかつて落合(京都)から水尾の里への道として栄えたらしい。峠の茶屋もあったというし、京の町も見えたとあるが、今は杉の植林が大きく育ち薄暗いどちらかと言うと陰気な場所となってます。
振り返ると愛宕が。
下り始めて丁度2時間、下には橋上にホームがある保津峡駅が・・・・
そして4時40分無事保津峡駅に下山。
この時間になると山間の無人駅は何となく薄暗く、寂しさを漂わせています。
が、今しがたまで居た愛宕は夕焼けに黄金色に輝いていました。
保津峡駅のホームから