兼平もんじの 山と川と大地と・・・

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京都トレイル「伏見稲荷から大文字山」


このガイド地図を購入して一年以上たちますが、チャレンジ出来ずにいたけど、今年の目標として、「京都一周トレイル完歩」を掲げました。
 
京都一周トレイルは、伏見稲荷から東山連峰を北上、北山の中を西に、西山を南下、嵐山から苔寺までの約70km。  要するに京都市内からぐるっと見渡せる山の中を歩く道のことです。


スタートは京阪伏見稲荷駅
さすが駅構内も朱塗りの柱となってます。
私にとっては久しぶりの伏見稲荷
 
駅前から昔ながらのお店がある道を歩いて行くと、
 
 


まだ1月9日と言うことで初詣の方も多いのでしょうか、各種屋台が開店準備中。
 
現在時刻8時30分
初詣参拝の方もチラホラ程度
 
 
 
 


 
 
 
伏見稲荷と言えば外国人が選ぶ世界の名所で2年連続で世界一になったとか。
特に支持されてるのが、このスポットだそうです。


 
 
 
千本鳥居のトンネルですね、この鳥居これから登る四辻まで延々続くわけです。
いや、もっと上まで続くわけですが、京都トレイルは四辻から伏見稲荷を離れますから今回は四辻までと言うことで。


 
  鳥居奉納のお値段です。
 
駅から歩いて丁度30分、四辻に到着。京都市内が望めます。

愛宕山からポンポン山までくっきりと望むことが出来ました。
 



 
 
京都トレイルの表示板。これが要所要所にあるわけで、これを見逃さないことが重要になるわけです。今回私は一か所見逃して、数百メートル余分に歩きました。


四辻からは早くも舗装された道を激下り。
 
 


住宅地に下り立ち、先ほどのトレイル表示板や右の写真のような道標を頼りに歩きます。
再び山に入り少し行くと突然アオジ君が目の前に降り立ち、なんと1mまで近付いて写真を撮らせてくれました。


 
 


泉涌寺に到着。
スタートから丁度一時間です。
この後トレイル表示を見逃し、数百メートル行き過ぎてしまったのです。
 
戻ってきても表示板が見つからずウロウロ、地図からするとこの辺りのはずなんだが・・・・・・
 


この今熊野観音の写真の左側の石灯呂の裏側に表示板が有りました。


 
 
 
 
 
 



 
 
 



 
 

住宅内をあっちこっち通り抜け、
やっと地道の山に。
 
やっぱり舗装されてないだけで足裏の感触が気持良いものです、
 
 
京女鳥部の森と書いた表示が有りました。
この山裾に京都女子大があるようです。
 
この山の中でMTBの方と擦れ違いが有り。
 
 
 



 
 
国道1号線に下り立ち、表示に従いトンネルを通って反対側に渡ります。
ここでまたまた野鳥に遭遇、キセキレイです。


 
 
一号線を渡って今度は清水山に入
いります。
ここからは知る人ぞ知る、清水寺まで歩いて10分のようで、路肩には数台の車が。
 
そうです。あの清水寺の裏にある山がここになるわけで、しばらく歩くと
山頂が、三角点も有りタッチ。
 
 



 
 


スタートから3時間10分
東山山頂公園の到着。
ここは東山ドライブウェイの途中と言うことや、京都市内の展望場所も有り、そこそこの人たちで賑わっていましたが、気温が低く寒いので休憩場所のいくつかのテーブルとイスは誰も利用者なし。
さっそく楽しみの昼食準備。
 


 
 

 
京都市内の絶景と比べても決して負けない位(なんのこっちゃ)のこのボリューム満点のラーメン。


 
 


冬の定番はいつも札幌みそラーメンなのですが、今回はこちらのラーメン。
辛さもよく、麺もよく、これはお気に入りに登録決定です。
 
いつの間にか隣のテーブルではハイカーさん10人くらいが鍋を始めました。鍋も良いかもね。
 
 
一時間ほどゆっくりした後再び山
の中に、冬枯れの木々の中、落ち葉を踏みながらはまた味があって良いかも。
 
この山を下り立ったところが三条通り。地下鉄蹴上駅の近くです。
 
 
 
 

さぁ、ここで思案です。
現在時刻1時30分。京都トレイル次回を考えると、今日中に大文字山を越しとくと次回銀閣寺から比叡山経由大原までのプランが成り立つ。
しかし大文字山を残すと、次回大原まではキツイ。
と言うことで、今から大文字山越へに行くぞ~と。
 


 
お馴染みの、ねじりマンボ
ここが大文字山のスタート。
 
まぁ、ここからは過去に登ってるので本当はパスしても良いのかと思いますが、今回の年度目標が京都一周トレイル完全完歩としてますので、あらためて歩こうかなと。
 
ここもお馴染みのインクライン。春の桜がとてもきれいなところです。
 
 
 



 
日向大神宮に安全を祈願して山に入ろうかと思ったら、なんとこの時期に蝶が飛んでる。

テングチョウです。成虫で越冬するとの事で、日の当たるポカポカ陽気に飛んで出て来たようです。
 


冬のこの時間もう登る人もいないかなぁ、なんて思いながら歩いて行きます。
 
下山者とは時々すれ違いながら、
1時間30分で山頂直下に到着。
山頂でなく、なぜ山頂直下なのか?
 
 
 
下の表示を見るとわかります。この一周トレイル、なぜか山頂が外れて組んであるのです。

と言ってもここから山頂三角点まで5分もかからないくらいですから、当然行かなくてはと。
山頂には数グループの方々がおられました。
太陽がかなり落ちてきてる時間の関係で、せっかくの絶景も逆光になってしまってイマイチなのですが、大阪の阿倍野ハルカスを始め、高層ビル群は黒い影となって見ることが出来ます。

上の写真見てお気づきでしょうか?
大阪湾が太陽光を反射して光ってます。
さらに拡大すると

これにはここで居合わせた皆さんも私も、大感激でありました。
 
さて、先ほどのトレイル45番に戻り下山開始。
このルートは初めて歩きました。早足だったのでなんと40分で哲学の道に着いてしまいました。


蹴上から登るときは、日没までに下りれるか、かすかに不安があったのも事実で、思わず懐中電灯を確認したくらいですから。
 
それにしても我ながらよく歩きました。
無事に歩けたことに感謝。
 
 
 



 
銀閣寺の参道から少し歩いて、東山通りの一角にある

ここから次回はスタート、
でも次回はあるのか、そこが問題だ(笑)