兼平もんじの 山と川と大地と・・・

山歩き サイクリング 淡水魚釣り バードウォッチング 山野草 アウトドア日記です。

チャリで奈良法隆寺

4月23日(土)




























こんな地図を手に入れたのは数年前のこと。
京都嵐山より(地図左側)奈良県は飛鳥までのサイクルロードを一本の線で結んでいます。約90kmです。

嵐山より木津川市まではご存知「嵐山木津サイクリングロード」を利用しますが、
木津より先はほとんどサイクルロードなのですが、一部一般道も利用します。



新緑眩しいこの時期は、暑くも寒くもなく絶好のサイクリング日和。
だったはずが?

本日は25度を超える夏日となってしまいました。
いつものようにスタート時はのんびりと走ります。



木津川の河川敷の茶園はもうすぐ茶摘みが始まります。
最近は茶園を覆う資材も化学繊維の寒冷紗がほとんどですが、今でも右の写真のように藁やよしずを使った昔ながらの方法も一部見受けられます。














木津川沿いのサイクルロードを走り、その後鹿川沿いの道を奈良方面へ。








京奈和道路終点からさらに行くと、奈良県に入りJR平城山駅に。
間もなくR24 をくぐるとこの標識が現れます。


こんな感じの標識がず~と飛鳥までたぶん続いてるかな?と思います。
場所によって表示の仕方が少々違いますが、少なくとも今回走った法隆寺の手前までは確認しました。
法隆寺はルートを外れる)



ルートはこの平城宮跡も通ります。なぜかここではいつも記念撮影。























この後秋篠川沿いのサイクルロードを南下。




わりとすぐに唐招提寺が右手に現れます。






















この辺り西ノ京はすぐ隣に薬師寺もあることから、観光参拝者もそこそこいらっしゃいます。
それでも京都の寺院から比べたら超少ないですが。
奈良は東大寺は混雑しますが、有名どころでもほかの寺院は混雑までいかなく、ゆっくり参拝出来ておすすめです。
昔教科書で見た国宝級の仏像もゆっくりと拝観できますしね。

時刻は11時30分。今回のお目当ての一つに、ブロ友さんのおすすめのラーメン店「仁」でラーメンを食べること。

ここ唐招提寺からも近いので、出がけに地図を頭にインプット。がしかし、
「わかりませ~ん」(~_~;)
確かこの辺りをと、行ったり来たり。(スマホなんという代物持ってない私です)
いかにいい加減な頭か思い知らされました。


でも最後は根性で?見つけました。

カウンターに座ったので、さすが私でもお店の方の目の前では写真を撮れませんでした。
昔ながらのラーメンのお味といった感じで、おいしくいただきました。























薬師寺も外からチラッとしただけで先に行きます。












大和郡山市に入ると、一般道の歩道を走るようになります。


この辺りでは前に迷った経験があり、その教訓で今はばっちりです。

ここは金魚の名産地、確か全国一のはず。
毎年開かれる「全国金魚すくい選手権」でしたっけ?かなり盛況な大会のようです。
マンホールの蓋









この後富雄川サイクルロードに入り、さらに南下します。


そして法隆寺が近くなるとこのマップのルートから外れて向かいます。
でも要所要所に奈良自転車道の案内標識があり、法隆寺まで導いてくれます。


そして突然飛び出たところがこの
国宝東大門。
初めて来たときは????
ここ何処状態でした。
法隆寺なの」?
玉砂利が敷き詰めてあり、
「チャリは場違いだなぁ」
と、なったものでした。
(本堂と夢殿の参拝路でした)


表側の国宝南大門





















日本ではなく、世界最古の木造建築の、金堂と五重塔
築1300年。200~300年ごとに解体修理されるそうです。





















金堂や大宝蔵院はお馴染みの国宝のオンパレードです。
いくら歴史に興味のない私でも、夢違観音や玉虫厨子位はご存知でした。(^-^)
百済観音像の前ではず~と手を合わせていた方が印象に残りました。




















お寺を取り囲んでるこの土壁の塀も見事なものです。
風雨に耐えて何年くらい持つものなんでしょう。

時刻は2時30分。
帰りは来た道を平城宮まで戻り、そこからは名前がお気に入りのいつものコース
姫街道をぶっ飛ばし、帰りました。

本日の走行距離 86.4kmでした。
一回は飛鳥まで走って行きものだと・・・・・。