兼平もんじの 山と川と大地と・・・

山歩き サイクリング 淡水魚釣り バードウォッチング 山野草 アウトドア日記です。

私の名前変えて下さい

私たちの周りにあるもの、存在するものすべてに名前があるわけです。
道端に転がってる石ころにもちゃんとした○○石と言う名前がついてます。

私たち人間にも当然一人一人に名前がついてます。
自分自身の名前は親もしくは祖父母など身近な人が、健やかに育つよう、将来を見据えて付けてくれたのではないでしょうか。
しかし最近の子供さんの名前は読めない名前が多いですね。無理やり当て字を並べたりと、中には摩訶不思議な名前だったりと、私みたいに古臭い人間はびっくりであります。
私は基本的には誰でも読める字、名前が良しと思うのだが・・・・・。

お店に並んでる商品は販売会社が商品のイメージを考えて、インパクトがあってついつい買い求めたくなるような、そんなことを思いながら必死で考えてるんだろうなぁと思います。
  
動物たちですが、「シマウマ」「ハリネズミ」みたいに見た目でついた名前。
住んでるところで付いたのが「ヨシキリ」「カワガラス」「ドブネズミ」など。
単純に大きさや色で付いたのが「ダイサギ」「コサギ」「アオサギ」「ハクチョウ」「モンシロチョウ」モンキチョウ」などなど。

植物はと言うと、名前でなるほどそう言う意味ね。となることが多いものが多いです。
お日様に向かって咲く「ヒマワリ」朝咲くから「アサガオ」「ヒルガオ」や、夕方月が出るころから咲き始めるから「ツキミソウ」 

そんな中これはないでしょう、と言うような気の毒な名前の付いた植物があります。
この可愛い花「ヘクソカズラ




















いいですか、屁と糞ですよ。名付け親はいったい何を想って・・・・・・・・
確かに花や葉っぱを揉むと臭いです。でも屁よりましです。糞よりましです。
にもかかわらず屁と糞二つもくっつけて何を考えてんだ!!
と、この可愛い花は怒ってます(たぶん)
匂うのは虫たちにかじられないように自分を守るためのようです。
見た目で「ヤイトバナ」や「サオトメバナ」という可愛い別名もあるようですが・・・。
とにかく何とかしてやってください。



次に怒ってる草は「オオイヌノフグリ」(イヌノフグリ
早春から咲く花です。見て下さいこの直径1cmにも満たない カワ~イ花を。



なんでこの花から犬のふぐりになるのですか?
名付けた方、ちょっと感性が異常でないですか?
どうも実が犬のふぐりに似てるらしいからなのですが、そういう見方しか出来ないのですか、あなた?。
実と言っても一つが1mm位の小ささ、そんなものから犬のふぐりを想像するなんて信じられません。
ちなみに外国では「バーズアイ(鳥の目)「キャッツアイ」だそうで、この花にピッタシではないですか。やっぱり感性の違い。名付けた方、今からでも取り消して可愛いこの花を見て新しいネーミングを付けてあげてください。

他にも「ワルナスビ」


なすの葉や花に似てるから。
でも悪を持ってくることないと思いますが・・・・・

他にもハキダメギクやウバユリなど

姥ユリは花が咲くころは葉が落ちる、すなわち歯がなくなるから付いたらしい。笑ってしまいますが、植物は何も言いないからと言っても、
もう少し気を使って名付けてほしかったと思います。

植物の場合は何かに似てるから付いた名が多いようです。
分かりやすいといえば分かりやすいのですが、素敵なネーミングの花もあるのですから、自分の子供につける気持ちで名付けてほしかったです。
何しろ一生背負っていく名ですから。いやいや一生どころか植物は永遠に背負っていく名ですね。