兼平もんじの 山と川と大地と・・・

山歩き サイクリング 淡水魚釣り バードウォッチング 山野草 アウトドア日記です。

武奈ヶ岳はまだ雪がいっぱい

3月25日(土)
JR湖西線堅田駅8時50分発細川行バスに乗る。見るからに山屋さんばかりで座席は8割ほど埋まった。
途中数人が下車したが、ほとんどが私を含めて坊村下車。


バスの窓からは所々に残る雪が見られたので、やっぱり期待できそうだと。

実は先週に同じ比良山系のホッケ山、権現山、蓬莱山辺りを歩こうと思ってはいたのですが、イマイチ気が乗らず、今シーズンの雪山は終わっていたのですが、ブロ友さんのブログで八雲が原の雪景を見

せられ、八雲が原でこんなに雪があるわけ?
だったらまだまだ一週間後でも大丈夫となり、行ってきました。

予定は御殿山から西南稜、素晴らしい眺望を楽しみながら武奈ヶ岳へのゴールデンコース。
さらに八雲が原、北比良峠、ダケ道をイン谷に下山。


1時間ほど歩くと雪が現れ、汚い雪道も進むにつれきれいな雪に変わってきました。
















しかし雪道の登りは疲れます。
スタートから2時間10分、御殿山(1097m)到着。
素晴らしい景色が360°広がってます。
遠くの白い山が琵琶湖バレイスキー場





















隣のコヤマノ岳。5月下旬はブナの新緑で埋め尽くされるが、裸のブナ林も美しいです。





















これから向かう武奈ヶ岳方面。












































この辺りの積雪はどのくらいなんだろう?
なんて思ってたら
????
雪に埋まった道標が。
雪を取り除いたら「ワサビ峠」
と書いてありました。




































































スタートから2時間50分無事登頂。
(1214m)しかし雪道は疲れます。

それでもこの眺望は登った人にしか見ることが出来ないんだと思うと、ちょっとだけ「エッヘン!」



一番奥が琵琶湖バレイ
















左の白い山が伊吹山。右の白い山が霊山。
ブロ友さんより左が横山岳、右が伊吹山ですとのご指摘が。そうですね、どう見ても右は伊吹山の形ですね。訂正します)
















































上の写真に写ってる一番奥の白い山のさらに後ろに亡霊のように白い幕が・・・・・
皆さん見えますか?
拡大したのが下の写真。右半分にうっすらと白い幕が・・・・・・
そう、白山ですね。
昨年登りました。今年も山開きに合わせて行くぞ~~~~!!!と。
















途中で雪詰めにしてきたから冷えすぎだ~(笑)










ここであるものを見つけました。
ここ武奈ヶ岳からは日本海って見えるものなんでしょうか。
これって日本海
後日地図を広げて確認したところ、どうも三方五湖あたりのようです。



















さてのんびりと眺望を楽しんだ後はこの左側に急降下。
















こんな雪道は今まで経験がない。なんせこの冬急に雪山に目覚めたわけだし。
この冬高見山で少々体験したよりも凄いことです。

急な下りはもう滑ってるようなもの。
何度コケたことか。
これがまた面白いわけで、
スノーシューもワカンもないわけだから、時々太ももまで「ブスッ!」
一人(笑)けてしまいます。



スキー場跡を下って行きます。雪道の方が無積雪より下りは断然早い。


誰の踏み跡もないところを歩くと、
突然「ズボッ」とはまる確率が多い。

こういうところは尻セードって言うんでしたっけ?あんなので滑り降りれば早くて楽しいかなァなんて思いました。



「おお!!」
またまた亡霊が・・・・・
雪質が悪いからうまいこと取れませんよ。
もうやめなはれ、どっかのおっさん。


八雲が原に到着。
この斜面を登って行きます。ほとんど人がいないなァ。

































北比良峠
所々地面が現れ始めました。
















近江舞子の内湖もくっきりと見えます。















この後ダケ道を下り、何とか最終バス発車5分前にイン谷に無事下山しました。

もう桜が咲こうとしてるのに、僅か1000m越えの山は雪がたっぷり。
今季はあきらめていた雪山でしたが、やっぱり行って良かったと。