兼平もんじの 山と川と大地と・・・

山歩き サイクリング 淡水魚釣り バードウォッチング 山野草 アウトドア日記です。

ポンポン山から小塩山へカタクリ求めて

4月19日(祝日)
祝日と言うことで仕事はお休み。天気も申し分なしと来れば行かなきゃなるまいと出かけました。
行先は京都西山の小塩山。そう、この時期カタクリが見ごろを迎えてるということで、麓まではチャリで行こうかと思ってましたが、どうも小塩山だけでは物足りなそう、そこでポンポン山とセットで行くことにしました。

バスの車内からの小塩山

JR京都線向日町駅より善峯寺行のバスは、阪急東向日駅ではさすが祝日と言うことで満員、8割は山行の方です。

と。と。と
「さっきから祝日祝日っておかしくね」
「カネヒラの奴、なんか変なもの食ったんじゃね」と、声が聞こえてきました。


そうなんです。4月19日は祝日であると私が宣言しました。
この日はめでたい愛でたい私の誕生日です。(^ム^)
とは言っても、最近はめでたくもないか。どっちかと言うと、また一つ老いてしまったかな(笑)
その誕生日たるものはいったい誰のためにあるのか。
何か聞いたことがあるのですが、誕生日は親に感謝する日だそうです。今日を誕生日にするのは親が決定したことだから。親が生まないとしてしまったら今の自分は存在しないわけで、今の自分はお母さんが産んでくれたからあるわけですから、やっぱり今日は親に感謝の日かなと思ったりしました。
周りのみんなが誕生日を祝福するのは良いことですが、本人はやっぱりお母さん、お父さん、ありがとう日ではないでしょうか。

話が脱線してしまいました。
善峯寺到着です。私はポンポン山は何度か登っていますが、今日は初コースを歩こうと思い、善峯寺から舗装路をさらに上り(道路歩きなので今まで避けてました)杉谷から山に入ることにしました。

シャガが沢山咲いています。
この道、実は2回目なんです。
若かりし頃チャリに狂ってた私は、善峯寺まできつい登りの達成感を得るために何度も登ってました。一度だけ善峯寺から先に行ってみようとこの道を上りました。
当時はここからは未舗装で石が浮いてる状態なので、自転車を押して歩きました。
杉谷集落に入ると道路にもサワガニが一杯いて「なんだなんだ」と。


当時を思い出しながら登って行きますが、
サワガニは見当たりません。
民家の庭先の枝垂れサクラが丁度満開で
しばし足を止めて花見となりました。





ここから山道に入ります。スミレのほかにネコノメソウかな、  たくさん咲いていました。





























































善峯寺から1時間30分、ポンポン山のカタクリ群生地に到着。




















沢山咲いてます。時期的にはピークをちょっと過ぎたくらいでしょうか。






























































充分に堪能した後はポンポン山山頂に向かいます。ここからは数分で山頂制覇。


祝日とは言え平日ですから?山頂は2組の方がいるだけ。
11時と言うことでまだ昼飯には早すぎるのでここは好物の卵で我慢。大原野森林公園に向けて出発です。







この時期の花、コバノミツバツツジはやっぱり何度出会っても嬉しいものです。
















しばらく歩きツツジの丘と言うところにベンチがありましたので12時丁度昼ごはんとします。
今日はなぜか15ℓのザックですのでシンプルにおにぎり弁当と言うことになりました。
(ここだけの話ですが、このビールおいしいです!(^^)!)




森林公園の森の案内所が見えてきました。
今回私は地図を持ってくるのを忘れました。
準備はしといて、はて?どこに置いてきたか?(笑)
ホント困ったものです。
ここまでは道標がしっかりしてましたから来られましたが・・・・・・・。













案内所で小休憩した後外へ出て、さて小塩山はどっち?
道標らしきものを探しますが、ない!ない!?
車が駐車してあるところでランの方に出会いお聞きしました。ありがとうございます。
これはわからんわ。登り口のまともな道標はありません。道路脇に親切な方の消えかけた手書きの板があるだけでした。

森林公園から約1時間登ると、小塩山のシンボル?電波塔が出現(麓から見ると幾つも建ってる)
カタクリはさあどっちだ?わからないまま適当に歩いていると、すぐ脇に普通に咲いてました。{エ、エ、ェ、こんな普通に咲いてるわけ」
確かボラさん管理してるんじゃないの?
まァいいや、と。写真と観察してまたウロウロ。





















カタクリ」という案内板を発見、Nの谷と言うところ。ボラさんたちもいて早速柵の中にはいらせてもらいます。さすが管理地、た~くさん咲いてます。





























































この後、炭の谷のカタクリもじっくり鑑賞しました。
ボラさんたちの徹底した管理で保たれているのでしょうか。私たちは良いとこ取りの感ありで申し訳ないと思います。
それでも不思議なのはこのカタクリ、山菜の本には必ず紹介されてます。おひたしにして食べるのがお薦めとか。
何か変ですね。

今回はギフチョウも目当てだったのですが、目の前を一回だけ横切っただけ。
ボラさんの話では、今日はチョット気温が低くてイマイチとのこと。
次の機会を目指せということか。





















下山は大原の神社から南春日町バス停に。
振り返って、左端がポンポン山、右が小塩山