兼平もんじの 山と川と大地と・・・

山歩き サイクリング 淡水魚釣り バードウォッチング 山野草 アウトドア日記です。

初テンパクin葛城山

6月10日11日
ついにその日はやってきました。あれやこれやと準備をし、あまりまとまらないままの山テント泊の時がやってきました。
だいたい必要最低限のものだけを持って行くと言っても、その必要最低限がイマイチ分からない。例えば食器は使い捨てが良いのか、それともプラの食器を持ってく。
いや、食器なんてものは要らない等々、結局のところザックに入るんならこれもこれも一応持ってイコカとなるわけであります。
今回の山は葛城山と言うことで、キャンプ場近くには国民宿舎葛城高原ロッジがあるということなので、いざとなりゃ何とかなると言う安心感が心強い見方であります。


それよりも問題なのは、果たしてこの重たいザックを背負ってどんだけ登れる歩けるのか。出来るだけきつく無い登山道を登りたい。とは言っても4月に下見を兼ねて登った天狗谷道と、下山時の北尾根ルートしか知らないわけで、北尾根はちょっと登りはしんどそう。天狗谷道の方がまだましかな?と言う感じ。
もう一本ダイトレがあるな。と言うことで・・・・・・・


近鉄富田林駅から水越峠のバスに乗ります。
土日祝限定のバスはほとんど山屋さんで一杯。
テンパク装備の学生グループも一緒です。
終点水越峠は我々の向かう葛城山と、金剛山とを結ぶダイトレの分岐です。




学生グループ十数人より先に我々がスタート。途中で当然抜かれるだろうなと。
しかし最後まで追い越されることなく、「私の脚力もどんなもんだい」!






などと
嘘ぶいておりましたが、延々続くこの階段地獄に終わりはないのか。
あそこまで登れば階段終わる!
そう言い聞かせるも終わりのない階段地獄が続くのでありました。
下山中の方に「まだ続きますかこの階段」?
「ハイ、まだず~と階段です」
山友さんが
「もう、そんなこと聞くな」と・・・(~_~;)



ひたすら必死に登り、ふと振り返ると金剛山が癒してくれます。

今日は気温が上がると言う事なので覚悟はしてましたが、風がそこそこ吹いてますので日陰に入ると気持ちよく歩けます。






今回の私のザックの重さは15kg。
はっきり言って重たいです。
ザックを肩に担ぎ上げるときは半端でない力が必要で、家から出るときは不安いっぱいでしたが、こんな階段地獄でもゆっくりゆっくり歩くことで自分のペースが出てきたような気がします。











































この時期だから仕方がないですが、眺望はもやっとした感じで良くないですが、
それでも疲れた身体には一服の清涼剤です。

スタートから2時間、突然葛城山名物大自然ツツジ園に出ました。




















当然のことながら花は終わってます。茶色く見えるのは花の枯れた姿。
それでも、「やった~」!ついに頂上近し感が元気をくれます。

そして感動の頂上へのアプローチ。






















お馴染みの頂上モニュメント。

天気も良く休日だと言うのに人が少ないですね。
ツツジが終わるとこんなに閑散としてしまうの?。
実はロープウェイが点検休止中と言うことでした。
歩いて登る方だけの貸し切りです。


しかし眺望はご覧の通り、モヤモヤっとした感じでイマイチです。
大和三山が見えます。街中真ん中ちょっと左の三角の山が畝傍山橿原神宮です。





















大阪側はもっと遠いのでかなり霞んでました。
もう1時前と言うことで昼食にします。ここ葛城山はキャンプ場以外はすべての火気厳禁です。


担ぎ上げたビールはこの上なく
疲れを癒してくれます。
「だいたいビールなんてもんを持ってくるから重たいのだ」とお𠮟りを受けそうですが、そうですよね。ここ葛城山はロッジに行けば割高ですが売ってるもんね。
でも2人合わせて6本担いで来ました。(でも当然追加購入しました。何本って?内緒(^ム^))

葛城高原ロッジはロープウェイ運休に伴い宿泊はできません。(お客さんが来れない)昼の間だけ入浴と軽食は営業と言うことで、お風呂に入りに行き、風呂上りにまたまた一杯・・・・。
今日は暑い日になると思ってましたが、気持ちの良い風が吹き、気温も丁度良いくらいでとても気持ち良い高原です。

金剛山と手前がツツジ























テントサイトの板張りがありますが、やっぱり地べたが良いということで。
食事はその板張りの上でとしました。
結局今夜のキャンプ場は我々の貸し切りと言う寂しい、嬉しい?となりました。学生さんたちは金剛山に行ったのでしょうか。

ちなみにロープウェイ運休中と言うことで、キャンプ場は自己責任でお使いくださいとのこと。すなわちタダです。でも電灯も水も出ました。(飲み水は ロッジで調達)


今宵の夕食はご覧のような美味しい美味しいキノコのバター炒め。
それとウインナーソーセージも付けて最高のディナーです。
とてもおいしそうですね。おいしそうではなく、美味しいんです!(^^)!






あれ!?写真が出ませんね。???
なんで?
困ったことについうっかり写真撮るの忘れてました。(笑)
決して決して決して酔っぱらって撮ってないわけではないので。念のため(-_-メ)



日の入りを見ようかななんてことはすっかり忘れてました。夕闇が迫ってきましたので、ここは頂上に行って夜景と星空を鑑賞しようとフラフラと歩いて頂上に。
当然この時間、だ~れもいません。





素晴らしい夜景ですね?





















ダメですね。明かりが乏しい。昼間のモヤモヤを引きずってるような感じでイマイチでした。
それではと夜空に輝く星たちは?
天気予報通り曇ってるのでしょうか、見えませ~ん。
仕方なくテントに戻り寝酒に一杯。(@_@)

お休みまた明日(-_-)zzz zzzzzzzzz・・・・・zzzzzzzzz・・・・・

zzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzz・・・・zzzzzzzzzzzzzzzzzz・・・・


朝で~す。








































雲海ではないですが、なかなかの神秘的な情景を見せてくれました。
実は日の出を見ようと時間まで調べてましたが、すっかり抜けてました。(笑)
もっとも今日は天気下り坂と言うこともあって、日の出はたぶん見れなかったのではと言うことにしときましょう。(~_~;)

さてさて朝食はバッチリ撮影しましたぞ。
お雑煮と言うことで、なかなかおいしく出来ました。












どうも天気が怪しい。雨が降り出す前に下山しようかと。本当はロッジで昼食食べてからの予定でしたが、10時に櫛羅の滝ルートで下山開始。

























































初めての山テント泊も無事終了。
いろいろ反省点はあります。担ぎ上げたものの全く使わなかったものも数点ありました。逆にこれがあったらよかったのにと言うのもありました。
それでも思ったより歩けたことが大収穫です。「こんなこともう止めた」にならなくて良かったです。

サア、次は何処だ!!!!(^^)!