兼平もんじの 山と川と大地と・・・

山歩き サイクリング 淡水魚釣り バードウォッチング 山野草 アウトドア日記です。

チャリンコ山岳隊 音羽山に登る

京都から山科駅に着く直前のJR車内からの音羽山





















7月8日(土)
京都の最高気温が今季最高の36℃の暑い中、健康的に?音羽山を歩いてきました。

音羽山と言えば清水寺。そう音羽の滝が超有名ですね。最近ではこの水を求めて長蛇の列をなしてるらしい。
この音羽の滝が流れ出ている山が寺の裏山の音羽山なんですが、なぜか今では清水山と名称が変わってしまってるようです。
で、我々が今回登ったのは京都と滋賀の境にある本家音羽山音羽川沿いから歩いていきます。


京阪追分駅からのスタートです。
今回の参加者は、ジダンさん、ふらんさんご夫妻、よっしーさん、そして今回初参加のカニさん、私の6人です。

駅から20分ほどで音羽川沿いのしっとり昨日の夕立で濡れた涼しい道を歩きます。


ここから桜馬場までにはいくつか滝がありました。
























そしてこんな滝は必ず夫婦滝と目名される。




















そしてさらに清水寺よりも本家本元らしい音羽の滝清水寺の場合は人工的だもんね)





















そうこうしてるうちに桜馬場に到着。


以前は休日にはバーベキュー川遊びなどで賑わっていましたが、数年前の大豪雨でこの辺りはかなりの被害があり、修復されたもののなぜかトイレは復活せず。
今日は一組だけが楽しんでおりました。




さてここからが本格的な登りとなりました。
写真で見るよりもこの階段がハンパでない急なんです。
カニサン曰く、「あそこがしんどかった」とは飲みの場での一言。






階段を登りきったところが牛尾観音。
ここで休憩。
もうすぐ12時ですが、ここはおやつで我慢して、頂上を目指します。









                              

ここからが待ってましたの山道となりました。
ところがどっこい、猛烈な暑さ。
汗ダラダラ状態。
夏は汗をいっぱいかくことが健康的な状態であって、汗をかかない生活は不健康である。などと私は思うのですが、・・・・・・
決してこのクソ暑いのにこんな低山を選んだ言い訳ではありませんので念のため。(~_~;)
だいたい、夏に汗をかかない生活を送ってるから、ちょっとしたことで熱中症になってしまうのではないかと思います。最近は何処でもエアコン効いてるしね。スポーツをやってる人はこのクソ暑い中でも熱中症にならない。汗腺が良く機能してるからだと私なりの見解です。

なんて自分の考えに酔いしれてると、先頭を歩いてる私が突然3m飛び下がる事態が・・・・・・・
後ろを歩いてたカニさん「なんだなんだ!!」と。


ついにごたいめ~んですね。
すっかり忘れてました。
この時期のこ奴の存在を。
今にも飛びかかろうかと身構えています。
もう、やめて下さいよ。
普通のヘビでも鳥肌バリバリなのに、
あんたは特別な存在なんですから、出現場所を考えて下さい。
お願いです。

途中チラッと





















皆で「オオー」
確かにこのクソ暑い中ひーひー言いながら歩いてくると、こういう瞬間は生き返ります。

そしてついに音羽山頂上(593m)征服の時がやってきました。


なぜか私だけかい!
こんなことこだわってるのは(笑)

さすがこのクソ暑い時間、だ~れもいません。
しばらくすると数人のトレランの方が来られましたが。




ここからの眺めはまた素晴らしい。右手に滋賀県、左側が京都となってます。
正面の山は比叡山。その奥の方にかすかに比良山系の山々。





















琵琶湖側






















京都側、





















ちなみに東海道新幹線はこの頂上直下を通っています。


近くの木陰で昼食タイム。
私の夏バージョンはいつもの冷やし中華。もちろん保冷剤付きですから冷たくて美味しいです。
最近のコンビニはどれもこれも美味しいですね。

木陰を吹き抜ける風も心地よし、じっとしとけば暑くない、そんな感じです。


ゆっくりと昼食タイムを取り下山します。
実はこの下山をどこを通ろうかと悩みました。京阪大谷駅には東海自然歩道がありますが、私がこの音羽山最初の時通った道です。階段が多く下りとは言え面白くなかった。ネットで探すも大津や膳所の道はよく分からず、今回は初心者も居ることだし安全明確な道、それは東海自然歩道しかないな、となりました。
京阪大谷駅はパスで、反対に歩いて滋賀の石山に下りることにしました。




















このパノラマ台からの眺めは、なぜパノラマ台と言う名前が付いたのか不思議ですねェ。こんだけの隙間しか見通せません。

時間は2時を過ぎ一番気温が高いと思われます。下りと言えど暑くなってきました。
しかし谷川の流れが並行しだすと一気にクールダウン。
トイレもある休憩所でのんびりしてると、「ここ最高やなァ」との一言が出るくらいの気分。
「誰か下まで行ってビール買ってきて」と言ったのは私ではありませんので念のため。




下りきって振り返ると、今しがたまで居た山並みが見送ってくれていました。

さァ、ここからどうする?
取りあえずは最初に出会ったバス停
「国分団地」残念ながら10分前に発車してます。次は25分後。
「歩いた方が早い」と言うことでJR石山駅まで歩きました。

最後は雷鳴や、ポツポツと来ましたが、「大粒のミストや」と言うことで無事石山駅に到着。
ほんとお疲れさまでした。
この数分後、電車の窓からは猛烈などしゃ降りが目撃されました。

京都駅でそれぞれお疲れさまと別れて、私とカニさんで美味しい生を堪能して、
京都駅へ





















まだ明るいじゃん(笑)