兼平もんじの 山と川と大地と・・・

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続々45年前のレコードプレイヤー



45年前のレコードプレイヤー復活大作戦は次々と難問が?待ちかまえ、なかなか復活しません。
 
まずはターンテーブルを回すベルトを交換。
回りが悪く、注油で何とかスムーズになった。
次にレコード針の付いたヘッドシェルを交換。これで新しい針も交換可能となる。
アンプ内蔵スピーカーを繋ぎ完成かと・・・・・・
思いきや、音がほとんど出ない。
 
この時点で私の中には諦めムードが充満。もう私の手には負えないレコードプレイヤーの劣化で出力不足と判断。
そのままほったらかしにしてましたが、その日の晩になりなんとなくPCで検索を入れてみました。
「出力アップ・レコード・信号・増幅・」などなど思いつくまま検索しましたら・・・・・
 
フォノイコライザーなるものの存在が浮かび上がってきた。
レコード再生には不可欠なものらしい。働きとしては、レコードの溝に刻まれた音を復元し増幅させるらしい。でも多くはプレイヤーや、アンプに内蔵されてるらしい。
ということは、通電せず捨ててしまったアンプには当然内蔵されてたということです。
そこですぐにこのフォノイコライザーなるものを発注しました。
値段はピンキリですが、小遣いがなくなってしまった可哀そうな私は、安物ながら書き込みで評判の良い機種しました。
 
それがこれ


 
 
これをプレーヤーと、スピーカーの間に設定するわけです。
ありゃ!コードがもう一組要るじゃない(>_<)
ゴソゴソと探したらありました。TVとビデオを繋いでたケーブルが。当然三本線で構成されてますが、映像用を切り離しサウンド用二本でセッティング。
 
サァ、これで完璧?
 
スタート!
 
ぶ~~~~~~~~~~~~~~~ん
 
なんだなんだ!
この
ぶ~~~~~~~~~~~~~~ん は?
 
スピーカーからイヤ~な音が・・・・・・・
 
でもでも音楽音は普通に鳴り出しました。
 
でもでやっぱりこの
ぶ~~~~~~~~~~~~~~~ん
聞き捨てならぬ不愉快な奴だ!
 
一難去ってまた一難。いつになったら・・・・・・・・・
 
 
ここでまた検索・・・・・・・・・・・・・・・・
 
 
ありました!
この不愉快なノイズを除去する手段が。
アースを取ること。
レコードプレイヤーと今回購入したフォノイコライザー間をアース線でつなぐらしい。そういえば双方にアース端子が付いてます。
しかしまたまたアース線が必要になってしまいました。(>_<)
 
アース線で検索すると、耳寄り情報が・・・・・
 
アース線なんてなんでもいいらしい。つまり電気が通る線だったらなんでも良し。
そこで思いついたのが、先ほど取り除いた映像用のコード。この端のビニールだけをはがして中の銅線を出してアース端子に付けたら良いのでは?

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なぜかアース端子は双方ともネジで挟むだけなのでこれでOKとなるよね?
 
さてセッティング完了
 

 
 
 
 
スタ~ト!
 


 
♬ Can't Buy Me Love
 
華やかに蘇るでありました。
 
メデタシめでたし
 
チャンチャン!!
 
 
 
 
ということで、やっとこさっとこで何とか45年前のレコードプレイヤーは蘇りました。
(しかし長かったぁ・・・えらい散財になってしまった ぁ)笑)
 
でもですね、レコードって良い音してますよ。CDみたいに音に角?がないような気がします。優しい感じがします。
こんなんだったら今からでもレコード販売したらいいのにとさえ思ってしまいます。
あの細い溝からこんなにきれいな音が出るのが不思議です。
 
チョット チョット!
はまりそうですよ!